1GB転送するごとに税金を支払わせる法律が実現!?
ちょっとビックリするようなタイトルですが、話の舞台は日本ではなくハンガリー。
消費税が27%もあり、世界で最も消費税が高い国の一つとなっているこの国で、インターネット上のデータ転送に課する税金の草案が議会に提出され、ハンガリー国内のプロバイダー業者やインターネットを利用するユーザーに衝撃を与えているようです。
提出された新しい課税内容は、「プロバイダ業者にインターネットのデータトラフィック・1ギガバイトごとに150フォリント(約66円)の税金を課す」という条項が組み込まれています。ハンガリー政府関係者は「新しい税金を導入すると年間約200億フォリント(約88億円)の税収入を得られることになる」と主張し、経済的損失を補う解決策の1つになることを期待しています。
議会に提出された草案を受けて、ハンガリーのネットユーザーは即座に反応。
新しい課税に対するfacebookを設立し、なんと10万人以上ものユーザーが参加しているとの事。
対象は「プロバイダー」となっているが、プロバイダーが利用料金を上げてくれば、結局跳ね返ってくるのは、インターネットユーザーというわけです。負担はすべてユーザーになるのでは、、、と危惧されています。