成長できる目標設定の方法はSMARTの法則
解決するお悩み
- 「具体的な目標の立て方がわからない」
- 「成長できる目標を作りたい」
このブログで伝えること
- 成長と達成を叶える目標の立て方
- SMARTの法則の解説
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成長できる目標設定|SMARTの法則とは?
成長できる目標の立て方として、SMARTの法則という有名な法則があります。
SMARTの法則は、それぞれの頭文字をとって5つに分かれています。
- Specific::目標が具体的か
- Measurable:設定した目標は測定可能か
- Assinable:割り当て可能か
- Realistic:達成したい成果に基づいた目標であるか
- Time-related:期限が設定されているか
それぞれについて、説明していきますね。
Specific::目標が具体的か
1つ目は、目標が具体的かどうか、です。
人は目標を立てようと思った時、「スキルアップしよう!売り上げを伸ばそう!」といった抽象的な目標を立ててしまう傾向にあります。
しかし、これでは具体的とは言えませんよね。
そのため、「売り上げを伸ばす」といった漠然とした目標ではなく、「商品Aの販売個数を20%増やして売上を1,000万円伸ばす!」といった具体的な目標を立てることが大切なのです。
Measurable:設定した目標は測定可能か
2つ目は、設定した目標が測定可能かどうか、です。
自分が立てた目標は、その都度その良し悪しを測定する必要があります。
そして、その良し悪しを測定するためには、ゴールと呼べるような数値をあらかじめ設定しておく必要があるのです。
ぼやけたままでは、ゴールにたどり着けません。
最短で目標を達成させるためにも、測定可能な数値の設定が必要です。
さきほどの例でいうと、「1,000万円増やす」といった具体的な数値が、良し悪しを測定する基準ということになります。
Assinable:割り当て可能か
3つ目は、立てた目標が割り当て可能かどうか、です。
個人であれば自分の努力次第で達成率を高めることができるため、そこまで気にする必要はないかもしれません。
しかしチームで目標を達成しなければいけない場合には、「誰が、何を、どのように実行するのか」を明確にしておく必要があります。
タスクの割り当てが不明確になってしまうと、「Aさんはタスクの量が多く、Bさんはタスクの量が少ない」といった風に、チーム内で不満が出てしまうからです。
チームで目標を達成するためには、チームの不満をなるべく減らし、円滑に目標に向かわせなければなりません。
そのため、タスクの割り当てが可能か、そしてタスクの割合が不平等になっていないかをチェックすることが大切になってくるのです。
Realistic:達成したい成果に基づいた目標であるか
4つ目は、達成したい成果に基づいた目標であるか、です。
どんなに素晴らしい目標でも、現実離れした目標を立ててしまうとモチベーション維持が難しくなってしまいます。
さらに、無理な目標を立ててそれを達成できなかった場合、「あれだけ頑張ったのに達成できなかった」という失敗体験が、そのあとの仕事に悪影響を与えかねません。
それは、大変よろしくない。
ですから、目標を立てるのであれば、「現時点の自分の実力を最大限発揮することで達成できるかもしれないギリギリのライン」で目標を設定するようにしましょう。
Time-related:期限が設定されているか
5つ目は、期限が設定されているかどうか、です。
期限が設けられていない作業というのは、モチベーションを維持しづらい傾向にあります。
結果、「そのタスクを後回しにしてしまう=できなくなってしまう」といったよくない流れを作り出してしまうからです。
ですから、タスクにはしっかりと期限を設けることが大切です。
また、期限を設けることで、今すべきことやタスクの進捗も把握することが可能になります。
以上の5項目を立てて目標設定することで、目標達成の確率がグーンと上がります。
言葉だけで説明しても分かりづらいと思うので、具体的な目標の立て方の事例をご紹介します。
具体的な目標の立て方事例
ここからはSMARTの法則を使った、具体的な目標の立て方を見ていきましょう。
例えば「これからの時代に必要な英会話を身につけよう!」と思った場合、この抽象的な目標をSMARTの法則に当てはめると、以下のようになります。
- Specific::日常英会話を理解できるレベルの英会話を身につける
- Measurable:そのために週2回の英会話スクールと、オンライン学習でTOEIC800点を目指す
- Assinable:文法などの英語の基礎はオンライン学習、発音や実践的な内容は英会話スクールで学習する
- Realistic:学習コストは無理なく払える金額で、英会話スクールは通勤途中の教室を選ぶことで無理なく通える環境にする
- Time-related:1年でTOEIC600点、3年で800点を達成する
いかがでしょう。
こんな風に5つの項目をきちんと書き出してあげると、具体的かつ実現可能な感じがしてきて、「これならいけそうだな」という気になってきませんか?
今回は英会話を例にお伝えしていますが、この法則はホームページ集客やウェブマーケティング集客にも置き換えられるので、ぜひ実践してみてください。
また、僕たちも日々SMARTの法則を活用して目標設定をしています。
実際、この法則を使って目標を立てたことでウェブからのお問い合わせが1件もないようなウェブサイトでも、最短1年で売上げの自動化に成功した実績もあります。
もし僕のやり方に興味を持っていただいた際には、お気軽にご連絡ください。
まとめ
目標設定がいかに大切か伝わりましたか?
最後に、今日お伝えしたSMARTの法則をおさらいしておきましょう。
- Specific::目標が具体的か
- Measurable:設定した目標は測定可能か
- Assinable:割り当て可能か
- Realistic:達成したい成果に基づいた目標であるか
- Time-related:期限が設定されているか
成功している人、うまくいっている人が使っているSMARTの法則を使って、成長と達成が同時に叶えられる目標を立ててみてくださいね。