HTTP2発表と話題だよ!でも何がどう変わるの?

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HTTP2というものが、「Internet Engineering Steering Group(IESG)」により16年ぶりに承認されたことが明らかとなりました。

IESGとは、インターネット標準規格の最終技術レビューを行う組織です。 メンバーはIBMやノキア、AT&T、MITなど誰もが知る企業の方々で、インターネット標準規格の最終技術をレビューし、さらにIETF(インターネットで利用される技術の標準化を策定する組織)の日々の管理を行っているようです。

IETFのワーキンググループからの提案を受け、それをインターネット標準として文書化するかどうかの決定を行う組織です。

現在はHTTP/1.1なのですが、1999年に規定されたもので、16年ぶりに新バージョンのHTTP2が発表されたという事になります。

HTTP1.1からHTTP2になるとどうなるの?

HTTP2はGoogleのSPDYという通信プロトコルをベースに作られた規格ですが、SPDYとはウェブページのロード時間を少しでも短くする為の技術です。

現在のHTTP 1.1とGoogleのSPDYを比較すると、SPDY(HTTP2の元)は0.985秒で読み込んだのに対し、HTTPでは9.938秒かかりました。

とっても速い!これだけ通信速度が上がれば、サクサクですね。
はやく普及して欲しいところです。

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なんで早くなるの?

SPDYは全2重通信という技術が可能な為早くなるのですが、従来のブラウザはサーバに対して複数接続を行うことで並列度を上げ、高速化を行う必要がありました。

最大接続数は6つと決められていた為、たくさんの画像があるとその分待つ必要があったのです。

しかし、SPDYは、その制限がなく通信され、表示されるので圧倒的な早さで表示する事が可能になります。(実際にはサーバー側で負荷を考慮して制限をかけている場合もあるそうです。
googleの場合は同時ストリーム数を100としているそうです)

HTTP2(SPDY)はどうすれば実装できるの?

まず、細かい事を書くとサーバーの設定の話しになってしまうので、簡単に言うと、サーバー側とブラウザ側でSPDYに対応させる必要があります。

サーバーの知識がある方、企業ではサーバーを触ることでSPDYに対応できますが、一般的には、敷居の高い作業ですね。レンタルサーバーの対応を待たないといけない。というところでしょうか。

サーバーの事は詳しくはわかりませんが、Apacheよりもnginxの方が導入が楽?という記事もありました。Apacheの場合は2.2.x バージョンしか対応しておらず、2.4.xのApacheでは動かず、ダウングレードする必要があるとのことです。

Nginxでは1.5.10以降であればデフォルトで入っているので、以前のバージョンの場合はコンパイルする必要があるよ。というこです。

それと、OpenSSL1.0.1以上の必要があるということでSSLを実装しないといけないんですね。
ということは、共有サーバーでは実装が難しく、専用サーバーもしくはVPSじゃないと現実的ではないということになるのでしょうか。

またブラウザは、現時点(2015/2/20)では、Chrome(10以降)・Firefox(13以降)・Opera(12.10以降)・Internet Explorer 11(windows8.1のみ)Androidブラウザ(3.0以降)・Safari(8以降)が対応しているということで、以外と多くのブラウザがもう既に対応済みなんですね^^;

SPDY(HTTP2)に向かないサイトがある?

1度にダウンロードするコンテンツが少ないサイトの場合には、そもそもそんなに時間がかかるものではないので、SPDY(HTTP2)の意味を成さない可能性があります。

それと、そもそも通信速度が遅い(サーバー間)場合は、いくらSPDY(HTTP2)であっても、遅くなってしまうので導入したからと言って全員が早くなるわけではありません。

現在SPDYに対応しているサイトはあるの?

chromeの場合「SPDY indicator」という拡張機能を入れることで、閲覧中のサイトがSPDYに対応しているのかを確認することが出来ます。

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googleが開発したSPDYですから、googleのサイトはなっているだろう。と思い見てみました。下記のキャプチャにある赤枠の部分、稲妻マークの上にマウスを載せると「HTTP/2 – enabled(h2-14)と書かれていますね。

HTTP2に対応済みということです。青い稲妻はHTTP2に対応しており、緑色の稲妻の場合はSPDYに対応しているということです。グレーの稲妻は対応していません。

googleのサイトの読み込みが早過ぎる!と思ったのはこういうことだったのですね。

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Google以外にも、Twitter、Facebookなどが既に対応していました。

Googleが検索結果ランキングで優遇する?

2〜3年前から表示スピードの速いサイトは検索結果ランキングでの評価をするという事が言われていますが、ユーザーにとって早く表示するサイトは便利でイライラせずに済みますよね。

SEO的な観点での重要度は低いかもしれませんが、確かに要素のひとつであるということは理解できますね。
HTTP2対応にしなければ!と記事を書きながら思っています。

まとめ

HTTP2にすることにするメリットは多いにありそうですね。レスポンスが遅いサイトだな〜って思っているサイトもあります。

9秒くらいで表示していたサイトが1秒掛からないのであれば、離脱も防げると思いますし、ネットショップであればコンバージョンもあがるかもしれませんね。

Googleにも評価され、いいことばかりです。
もうすこしだけ周りの様子を見て、ホームページを制作する立場の人間として、早めに対応していければと思った次第です。

では。

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GeoDesign

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