NECが蛍光灯から電力を取得する無線LAN搭載ネットワークカメラを開発

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この蛍光灯給電技術はNECが2006年2月に発表したもので、インバータ型蛍光灯内の電流が発生する磁界を用いて電磁誘導で発電する給電技術と、ラピッドスタート型蛍光灯の端子から電力を分岐する給電技術をNECが世界で初めて開発しました。
さらに今回は蛍光灯から取得できる電力に応じて映像の撮影頻度を自動制御する機能を新たに開発し、消費電力を手動調整することなく最良の画質で撮影できるそうです。

IEEE 802.11b準拠の無線LAN機能も搭載。

NECではネットワークカメラによる映像利用システムは電源配線やネットワーク敷設といった工事のコストシステム全体の導入コストの半分を占めているが、本カメラによってコストの課題を解決し、社員の在籍状況や会議スペースの空き状況確認、店舗での来客行動分析といった映像利用システムが経済的に構築できるとしているそうです。

ニュースリリース
https://www.nec.co.jp/press/ja/0711/2902.html